博多を歩こう!Ⅰ(香椎宮)
平成19年4月8日
神戸から福岡に引っ越してきて、初めての休日である。
このころの私は、慣れない環境と、家族や友達のいないという現実に打ちのめされ、相当参っていた。
そんな中、気晴らしに出かけた先は、福岡市東区にある香椎宮である。
前置きは、置いといて、話を進めることとスル。
地下鉄貝塚線から西鉄を乗り継いで、香椎宮にやってきた。
香椎宮は旧官幣大社である。
由緒は凄まじい。
神功皇后自ら、仲哀天皇を祀ったとされているのである。
ご祭神は、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、住吉大神とオールスター状態である。
鳥居をくぐると、公園のようになっている。ちょうど桜のシーズンだったので、地元大学生と思われる集団が呑気に花見をやっていた。
浮かれる大学生の群れを突っ切り、進む。
なかなか立派な楼門である。
ちなみにこのとき映っている老夫婦を一瞬のうちに抜き去ってしまった。
神木の綾杉である。
神功皇后が三韓征伐の後、三種の宝を埋めて、杉の枝を挿したのが、今の大木になったのだとか・・・。
拝殿である。それにしても立派である。
本殿を横から見たところである。
ここの建築は香椎造と言うらしい。しかも日本唯一だとさ。
んー?
ウィキペディアで調べたが、微妙に意味がわからない。
でも、特殊な造りということなのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%A4%8E%E9%80%A0
いろいろ散策していると、
「不老水」という看板を見つけた。
早速、案内されたとおりに行ってみる。
以外に遠い。まだかまだかと歩いていると、着いた。
武内宿禰(たけのうちのすくね)が毎日飲んで、300歳生きたという名水ということだ。
武内宿禰と言えば、景行、成務、仲哀、応神、仁徳の五代の天皇に大臣として使えたスーパーじいさんである。
さらに言えば、我々オカルトファンにはおなじみの竹内文書を子孫が残している?のである。
近所の人が、水を汲みにきていた。
さすが、武内君である。
順番が来たので、飲んでみた。
うーん、味はよくわからないが、のどが渇いていたので、ちょうどよかった。
そして、気のせいか、元気が出てきた。
やはり武内君はすごいのである。
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