2008年初夢シリーズ(その3:門戸厄神)
まだ1月1日である。
須磨寺から帰ってきた後、午後から西宮市にある門戸厄神にやってきた。
門戸厄神の正式名称は、松泰山東光寺である。
縁起は、嵯峨天皇が41歳の厄年のとき、夢で愛染明王と不動明王が一体となり、スーパー明王になるのを感じた。
それをスーパースター弘法大師に相談したところ、このスーパー明王像を三体彫った。そのうちの1体がここ門戸厄神にあるのだ。後の2体は、高野山の天野社と石清水八幡宮だそうだが、現存するのは、ここだけなのである。
阪急今津線門戸厄神駅を降り、てくてく歩く。思ったより距離があった。
石段に一段一段に100円ショップで購入したようなプラスチックのかごが置いてある。ここにお賽銭を少しずつ入れていくのだ。
ちなみにこの階段は、42段あり、男厄坂といい、一段上るごとに厄を落とせるらしい。
表門である。震災で壊滅したが、無事再建された。
不動堂(護摩堂)である。ここで護摩焚きのお願いをした。
護摩木に願い事を書き、渡すと、引き換えに御幣をもらった。
中楼門である。
中楼門に向かう石段は女厄坂で33段ある。ここもやはりお賽銭入れがあった。
厄神堂である。ここに厄神明王が祀られているのである。
厄神堂の左手には、大黒堂と愛染堂がある。その名のとおり、大黒天と愛染明王が祀られている。
厄神堂の右手は、薬師堂である。こちらに、ご本尊の薬師瑠璃光如来が祀られている。
ん?
ご本尊って、厄神明王じゃなかったのね!
でもみんな厄神明王が本尊と思っているのでは?
それと気になるのは、清荒神でも同じだが、拍手を打つ姿である。神がついてるから、みな勘違いしているが、ここはお寺なのである。
これこれ!そこの御仁、厄神堂で拍手を打つんじゃない!
こちらは稲荷社である。こちらは神社だから拍手である。
これこれ、そこのお嬢さん、一生懸命「南無南無」するんじゃない。
厄神堂の裏には、奥の院がある。鳥居があるが、お寺の奥の院だから・・・。
???
私も混乱してきた。
どうやら、ここに厄神明王が安置されているようだ。
これが厄神明王のレプリカなのかな?
帰り際に延命魂なる大木の根があった。高野山奥の院にあった杉らしい。
これに触り、続いて自分の悪いところを触ると、悪いところが治るらしい。
とりあえず、禿散らかさないように、頭に触れた。
この長蛇の列は、大師堂である。
さすが、スーパースター弘法大師である。大人気である。
ショーウィンドウに陳列される不気味な人形である。何じゃこりゃと思って注意書きを見ると、人形供養を行っているらしい。
人形供養といえば、未だ行っていないが、あこがれの聖地淡島神社に行きたいものだ。
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