2008年初夢シリーズ(その4:清荒神)
平成20年1月2日
両親が初詣に行きたいというので、出かけることにした。
私は、新年4箇所目の寺社めぐりである。
行き先は宝塚市にある「清荒神」である。
正式には清荒神清澄寺である。
そう、ここも門戸厄神と同じ、お寺なのである。
縁起は、宇多天皇の勅願寺として建立されたものである。
本尊は、大日如来であり、鎮守社として三宝荒神社がある。
竈神の一種であることから、台所を守るお母さんに大人気のお寺なのである。
参道には延々と露店が立ち並ぶ。
やがて、山門が見えてきた。
それにしても、ものすごい参拝客である。
山門は帰り専門になっていたので、脇から境内に入った。
お!?スーパースターの弘法大師である。修行中の像のようである。
荒神社に向かう道である。
・・・。
拝殿である。ここは神社なので、拍手であるが、やはり間違える人が続出していた。
拝殿のすぐ裏には、護法堂がある。ここに荒神さん等が祀られているのである。
護法堂の裏には、荒神影向の榊がある。
ここに荒神さんがお姿をお写しになったそうだ。
なにやら棒切れで榊の周辺をほじくっている。
ここに供えたお賽銭をぺちって、もって帰り、次に来たときに倍返しをする風習があるらしい。なんでもぺちった賽銭は、お守りになるのだとか・・・。
厄年の人がかまどの神様の荒神さんに厄をつまんでもらおうと、火箸を奉納するらしい。このご時勢だと、普通に盗まれそうである。
本堂までの道のりは険しい。ひたすら上らされる。
そして、降ろされる。なんじゃ、そりゃ!
本堂である。ここに本尊の大日如来等が祀られている。
傍らには、賓頭盧尊者である。以前来たときは、しっかりなでなでしたが、今回は行列ができていたので、やめた。賓頭盧尊者って、そんなに人気あったんやね。
本堂前では、地蔵菩薩像に、人々が一心不乱に水をぶっかけていた。
私も当然、ぶっかけた。
しかし、ものすごい人で、改めて清荒神の人気を知った。
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